GoogleがWixに協力的な姿勢を見せ始めています
- wixkan
- 2016年6月30日
- 読了時間: 3分
ADIの登場で乗りに乗っているWixですが、そのせいもあってかGoogleがWixに歩み寄って来てると思える事象がございましたので、情報共有の為に記事にいたします。
なぜ歩み寄ってると感じたのか?
今回、GoogleAnalyticsで新しくサイトを追加する機会があり、従来通りの手順で登録を進めていたところ、次のようなポップアップが出てまいりました。
ポップアップにはWordPress・GoDaddyの名前が記載されています。
WordPressは大半の方がご存知かと思いますが、念のため簡単にご説明いたします。
WordPressはワードプレスと読み、世界的にも有名なCMSです。
日本国内でも、相当な数のサイトがこのWordPressで作成されています。
使いこなすには多少、専門的な知識が必要な反面、自由度の高いCMSとなっております。
続いて、GoDaddyについて。
GoDaddyは日本ではあまり知られていないかもしれませんが、世界最大のドメイン名レジストラです。
約6200万件のドメインを管理しており、WEBサイトビルダーという名前でCMSもリリースされているようですが、ツール自体は日本語対応されていない為、日本で利用されている方はかなり少ないのではなかいと予測します。
よく見るとWixの名前も
ポップアップにはこのように書かれております。※翻訳:専務理事
「こちらはGoogle AnalyticsのトラッキングIDです。もしワードプレス、ゴーダディー、ウィックスなどのサードパーティーのホスティングサービスをご利用の場合は、ウェブサイト上の Google Analyticsのインストラクションを参照する必要があります。」
世界的な名前と一緒にWixの名前も記載されているではありませんか!
これは、Google側がWixをWordPressやGoDaddyと同列に扱うようになったと言っても過言ではないと思います。
なぜ、jimdoやJoomla!、Drupalなどが表示されずにWordPressとGoDaddyとWixの3つだけなのかは分かりません。何かしら企業間でのやり取りが行われているのかもしれません。
または、別のCMSで構築したサイトを新しく登録しようとすると、違ったポップアップが表示されるような仕組みになっているのかもしれません。
ちなみに、jimdoのサイトで試した際は、何も表示されませんでした。
Analyticsだけじゃなかった
Analyticsへの追加登録を行っている最中に、今回の件に気がついたわけですが、そのままの流れでSearchConsole(ウェブマスターツール)への追加登録作業に移った時に、また新たな発見がありました。
こちらもまずは、画像をご覧ください。
これまでは、WixサイトをSearchConsoleに追加する場合は、Googleが予め推奨している方法では、利用開始の為の確認作業が行えなかった為、メタタグの追加で対応していました。
ところが、今回SearchConsoleでの登録作業を進めていると、Googleが推奨している方法に仕様変更があったようで、DNS設定のTXTレコードを追加すればSearchConsoleが利用できるようになっていました。
プロバイダ名を一覧から選択できるような形式になっており、そのリストの中にWix.com名前がありました!
TXTレコードの追加方法は簡単で、SearchConsoleに表示されているレコードをコピーしてWix側のTXTレコード入力欄に貼り付けるだけです。
今後が楽しみです
つい先日、URLを簡素化できる新機能がリリースされたという内容のメルマガがWixから届いたばかりで、さらに今回の各GoogleAnalyticsとSearchConsoleにおいてのWixという名前の表記。
今までWixはSEOが弱いと一部では囁かれておりましたが、ご覧のとおり、どんどんSEO面の強化も進められております!
これにADIが加わるといったいどんなCMSへと進化するのでしょうか。考えただけでもワクワクしますね。今後の発表が楽しみです。また新しい情報が公開されたら、皆様へシェアいたします。
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